地下水汚染 PFAS、農薬、マイクロプラスチック――脅かされる命の水

地下水汚染 PFAS、農薬、マイクロプラスチック――脅かされる命の水

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2026年12月10日
判型:
新書判
ページ数:
304
ISBN:
9784040825731

地下水汚染 PFAS、農薬、マイクロプラスチック――脅かされる命の水

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2026年12月10日
判型:
新書判
ページ数:
304
ISBN:
9784040825731

東京多摩地区、大阪の企業城下町、四万十川--飲み水の安全が置き去りに

宮古島で支援学級の教室が足りなくなっている――環境問題を追うジャーナリストは見知らぬ人からの一通のメールをきっかけに取材を始める。
見えてきたのは、静かに化学物質に侵食される「豊かな水資源の国」の姿だった。
東京都多摩地区、大阪府の企業城下町、四万十川流域など日本各地を取材。
その実態を明らかにしながら、世界と比べて格段にゆるい日本の規制について考察する。
宮古島で支援学級の教室が足りなくなっている――環境問題を追うジャーナリストは見知らぬ人からの一通のメールをきっかけに取材を始める。
見えてきたのは、静かに化学物質に侵食される「豊かな水資源の国」の姿だった。
東京都多摩地区、大阪府の企業城下町、四万十川流域など日本各地を取材。
その実態を明らかにしながら、世界と比べて格段にゆるい日本の規制について考察する。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 発達障害児44倍増の衝撃 統計では語れない事実 
子どもの数が減っているのに教室が足りない
急増する「配慮の必要な子」
発達障害とは
8年間で44倍増
島の子どもたちを最もよく知る医師の証言
原因をめぐる論争 
1通のメールから始まった
論より証拠、データより現場

第二章 命の水が危ない 農薬に汚染されていた宮古島の水 
「汚れた水は洗っても使えない」
大規模地下ダムの建設
行政の検査の死角
ミツバチの大量死の原因
宍道湖のウナギが激減
EUを動かした日本の論文
重い腰を上げた行政 
宮古島でもミツバチが減っていた
養殖エビ全滅との関係 

第三章 PFAS列島 地下水を汚染する永遠の化学物質 
評判の深層地下水 
夢のような素材 
多摩地区の深層地下水を採取
日米地位協定の壁
PFAS汚染列島
突出する大阪

第四章 「令和の水俣病」 苦しむPFAS汚染の”被害者” 
大規模な血液検査
「水俣病を思い出す」
日本には安全指標がない
800人分のデータ
東のPFOS、西のPFOA
企業にお伺いを立てる行政
立ち上がる市民

第五章 消えた「日本最後の清流」 見えない、川の汚染
ノリがまったく採れなくなった
「日本最後の清流」に起きた異変
ミスター捕鯨の登場
東京湾を上回る汚さ
四万十川には無数の「ダム」がある
釣り人が気づいた異変
水辺の監視人 
汚染されていた東北の米どころ
人工芝が槍玉に
脱マイクロプラスチックへ動き出す欧米
良識頼みの日本政府

第六章 農薬天国 緩い規制で化学物質の吹き溜まりと化す日本 
日本を目指す成長ホルモン剤入り牛肉
日本は緩和、EUは強化
EUの後を追う米国
日本より厳しいアジアの国々
「緩すぎる」PFASの安全基準
農薬と同じ構図
初の脱PFAS五輪 

第七章 規制強化を阻むもの 予防原則の欠如とコーポラトクラシー 
無作為が起こした薬害エイズ事件
予防原則の歴史
水俣病との縁
エビデンス至上主義
環境省の自己矛盾
政治主導が目立つ欧米
裁かれる側が自らを裁く不思議
EUパブコメ事件
コーポラトクラシー
日本と好対照のドイツ

第八章 きれいな水は取り戻せるか 
トキの劇的復活
赤トンボやホタルも復活
空を舞うコウノトリ
農協とダーウィンの進化論
いすみ市モデル
見通せないPFAS汚染の解決策
世論が変えたダイオキシン規制 

「おわりに」に代えて 水の汚染と日本人の国民性 
米国人の企業観
PFAS関連企業を襲う訴訟の嵐
企業に寛容な日本
政治と国民の距離が近い米国
お上意識の罪
メディアの責任

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