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掲載開始日 2026年09月16日

PRTIMES

「犬は人間社会を映す鏡だ」逢坂冬馬の最新小説『その犬をください』2026年9月16日発売!

『同志少女よ、敵を撃て』著者の最新作。近代日本と戦争を巡る人と犬の物語









株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、逢坂冬馬さんの最新小説『その犬をください』を、2026年9月16日(水)に発売しました。



本作は、『同志少女よ、敵を撃て』で2022年本屋大賞、第9回高校生直木賞を受賞した逢坂さん初の連作短編集。明治・昭和初期・戦中・令和を舞台とした犬と人間の物語4篇を収録しました。

人と犬の歴史にこれほどの知られざるエピソードがあったとは、と知的な面白さに満ちた読み応えある内容とともに、「近代日本がなぜ戦争に至ったのか」「社会はそれをどのように受け入れてきたのか」を理解させられる連作短編集としての巧みな設計にもご注目ください。

著者のキャリアを更新する1冊です。どうぞお見逃しなく。

『その犬をください』特設サイト
逢坂冬馬さんからのメッセージもこちらからお読みいただけます。



今、最も読まれるべき!発売前から大反響!!





◆推薦コメント

「希望の作家」が書いた犬と戦争の物語。

令和日本を舞台にした最終話に、その真髄を見た。

――吉田大助(書評家)



過去と今、個人と社会は、決して切り離せない。

「あの時の彼ら」は「今の私たち」につながっている。

――大矢博子(書評家)



守るべき命についてのリマインド本。

――瀧井朝世(ライター)



◆書店員さんの応援の声&感想コメント

全国の書店員さんからも応援の声&感想が続々到着!一部を抜粋してご紹介します。

こういう形で「戦争」を知れたことに驚き、ずしんと胸に残りました。

――宮脇書店本店 藤村結香さん



すごいものを読んだ。

逢坂冬馬作品の中で一番身近に感じ、そして(現段階で)一番好きな作品になった。

――紀伊國屋書店さいたま新都心店 大森輝美さん



世間で流れている常識とか共通認識が正しいものなのか、頭をガツンと殴られた感じ。

――大垣書店京都ファミリー店 塩見公輔さん



読み終えたあとに胸に残るのは、犬への愛しさと同時に、人間とは何かという問い。

――未来屋書店新浦安店 中村江梨花さん



書店員さんからのコメントは、下記サイトでお読みいただけます。

https://note.com/kadobun_note/n/nd18674ea604f

『その犬をください』について

◆試し読み

時代を超えてつながる4編の中から「未開の咆哮」の冒頭を特別公開します。

https://kadobun.jp/trial/sonoinu/entry-170865.html

◆あらすじ

1. 未開の咆哮 「犬は人間社会を映す鏡だ」

明治初期の東京府。御雇外国人として開成学校の教師に着任した英国人のジョージは、自分を見るや吠えかかる日本の野良犬たちに手を焼いていた。生徒であり通訳を務める士族の青年・藤川、そして祖国から連れてきた愛犬チェスターとローラを生活の支えとしていたジョージだが、ある日の夕暮れ時、帰路につくため駕籠を待っていたところ突然現れた浪人に立ち塞がれ――。



2. 忠犬誕生 「動き出したお噺は、誰にも御することができないんです」

昭和7年、渋谷駅。乗降客の間に混じって人待ち顔の老犬がいる。この犬についての新聞の小さな記事は、想像を超えた「ハチ公」ブームを作り出した。しかしその物語は記事のきっかけを作ったはずの日本犬保存会の会長・斎藤弘吉の想像を超え、動物愛護や映画産業に身を浸す人間を巻き込み、国家の思惑を含んで加速し、現実を超えてゆく。



3. 犬たちの戦争 「何が何でも皆さんの犬をお国へ献納して下さい」

アメリカとの戦争が始まった。熱烈な軍国少年となった坂間明は、いつも愉快な空想話を聞かせてくれた平吉兄さんが笑顔を失っていくことだけが気がかりだった。そんな折「犬の供出運動」が始まり、坂間家もお国のために愛犬ドーラクを差し出すように促される。明の父はあの手この手で供出を断るが、ついに巡査が家を訪れて説得をはじめる。



4. スランプ 「戦争が怖くて学校に行けないなんて『変』だ」

令和の初夏。念願叶って進学校に入学した高校生の楓は、突然学校に行けなくなった。「戦争」という言葉が頭について離れず、自分を押しつぶしてゆくような恐怖を感じるのだ。家で飼っている引退警察犬リッキーも自分と同じく元気を失っており、楓はその世話をすることで気を紛らわせていた。しかしある朝突然、同級生の三門澄が家を訪れ、学校を休んでどう思ったかを問われて――。

◆書誌情報



作品名:その犬をください

著者名:逢坂冬馬

発売日:2026年9月16日(水)

※電子書籍同日配信

定価:2,145円 (本体1,950円+税)

頁数:320頁

装丁:須田杏菜

装画:佐治みづき

体裁:四六判上製 単行本

ISBN:9784041177075

初出:本書は書き下ろしです

発行:株式会社KADOKAWA

作品情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322604001271/







著者紹介



逢坂 冬馬(あいさか・とうま)

1985年埼玉県生まれ。明治学院大学国際学部国際学科卒。2021年『同志少女よ、敵を撃て』で第11回アガサ・クリスティー賞を受賞してデビュー。同書は2022年本屋大賞、第9回高校生直木賞を受賞、第166回直木賞候補となる。2024年『歌われなかった海賊へ』が第15回山田風太郎賞候補となる。2025年『ブレイクショットの軌跡』が第38回山本周五郎賞候補、第173回直木賞候補となる。同書は2026年第13回高校生直木賞を受賞した。