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掲載開始日 2026年07月08日

PRTIMES

せなけいこの「おおきくなりたい絵本」シリーズ全4作品が復刊、2026年9月16日発売

1974年刊行、長年入手困難の名作シリーズがファンの声に応えて復活



株式会社KADOKAWA(本社・東京都千代田区)は、せなけいこ氏の「おおきくなりたい絵本」シリーズ全4作を復刊、2026年9月16日に発売します。

また、シリーズ全4冊と特製ポストカードを同梱したギフトボックスも同時発売します。











●「おおきくなりたい絵本」シリーズについて

本シリーズは、著者の代表作『ねないこ だれだ』(福音館書店)で知られる「いやだいやだのえほん」シリーズの次に読んでほしいシリーズとして、1974年に刊行されたものです 。長らく入手困難となっていましたが、ファンからの要望に加え、せな氏のご息女で絵本作家の黒田かおる氏ご協力のもと、このたび復刊いたします。



・シリーズの魅力:子どもの「ほんとう」がここにある

現代の絵本が描くことをためらいがちな、子どものずるさ、強情さ、夢、あふれるような愛情…

子どもが子どもなりに苦労し成長していく姿を、せなけいこ氏はやさしく、ユーモラスに、そして鋭く描きました。

読むと、どきりとする4作品 です。

●黒田かおる氏コメント

「せなけいこの絵本は、今の時代の感覚にはあっていなかったり、現代社会を生きる大人から見ると、違和感があったりするのかもしれません。でも、母は、絵本に常に希望を託していました。そして、子ども達はそれをよく知っています。希望は決して滅びないし、古くならないのです。どうぞ大人だけの観点で見ることなく読んでいただきたいと思います。」





●作品紹介

※以下、せなけいこ氏ならびに黒田かおる氏のコメントは作品あとがきより抜粋したものです。



『ルルねこちゃん』 ルルちゃんは、悪いことをすると自分にしか見えない架空の存在「ルルねこちゃん」にそれをなすりつけます。



「わたしは いいこだから、だいじょうぶ。」

でも、ボールを追いかけて道路に飛び出したルルちゃんの目の前に、車が──。







「子どもの日々は決して甘く楽しいことばかりではありません。楽しみ、苦しみ、後悔、苦い涙を飲みこみながら、成長するのです。この絵本は、そんな子どもへの共感をもちながら、やさしく見守ってやりたいと思って描きました。」

──せなけいこ



「この絵本を初めて母に手渡された時、中を読んで泣きました。悔し泣きです。”ここまで描かれなくてはいけないのか!?”と思いました。(中略)母のあとがきをよくよく読んだら、絵本の内容よりももっと深いことが書いてありました。もう逆の意味で泣いてしまうだろうが!と目が潤んだことを覚えています。」

──黒田かおる





『かおらちゃんとかおりちゃんと…』ある日突然、鏡の中から自分にそっくりな女の子が4人でてきました。

彼女たちは、かおるちゃんのいやなこと、めんどうくさいことをなんでもやってくれます。



ところがだんだん、楽しいことや嬉しいものまで奪われるようになってしまいました。

「やい! みんな……。ずるいじゃない! ひどいじゃない!」



怒ったかおるちゃんは、鏡に「あること」をします。







「子どもだって、じぶんでやりたいことをやった以上、困った結果がおきても、“おとなに泣きこむわけにはいかないな” と感じているのです。」

──せなけいこ



「この本は、沢山の人が復刊希望の思いを寄せてくださったものです。ようやく、復刊が叶いました。しかし、母のあとがきとは裏腹に、私はやはりルルちゃんだったようで。事ある毎に、この絵本を大いに利用して、かえって悪くなってしまったのでした。ごめんなさい、母(笑)。」

──黒田かおる





『ライオンちゃん』 女の子は、いつも通る道のウィンドーに飾られたライオンちゃんがだいすき。



ところがある朝、突然ライオンちゃんがいなくなってしまいました。

「ライオンちゃんが しんじゃった──。かみさまの ところへ いっちゃった。」



ライオンちゃんのことを大切に想う気持ちが連れてきた、うれしい朝の奇跡の出来事とは──。







「子どもは、対象がライオンや野良犬でも、木や花でも、ひどくドライに対応することもあれば、あふれるような愛情をもって対応することもあるのです。この本で、そんな子ども心の一面を描きました。」

──せなけいこ



「朝、私の枕元にプレゼントの箱がありました。(中略)大人になってから知った、母の粋なはからいでした。」

──黒田かおる





『おおきくなりたい』パーマをかけて、くちびるに色をつけて、ハイヒールをはく。

大人への憧れでいっぱい女の子は、ある日、ふしぎな鳥がくれたくすりで本当に大人になってしまいます。

えっへん、おとなになりました。



ところが、あれもこれも大変なことに──。









「この絵本は、子どもの “おとなのことばにならない子どものことば” を読みとって作りました。決して教訓めいたことを描いたわけではないことをつけくわえておきます。」

──せなけいこ



「”はやく自由になりたい”、という気持ちが含まれていたことは、母・せなけいこの指摘通りだと思います。母は、子どもの気持ちを静観する人だったのです。」

──黒田かおる

・特製ポストカード付のおしゃれなギフトボックスも同時発売

・『せなけいこのおおきくなりたい絵本ギフトボックス いじっぱりルルちゃんの4つのおはなし』





「おおきくなりたい絵本」シリーズ全4冊と、ここでしか手に入らない特製ポストカードが入ったおしゃれなギフトボックスが登場!プレゼントにもおすすめです。

・ 書誌情報

「おおきくなりたい」シリーズ全4作品 (『ルルねこちゃん』『ライオンちゃん』『かおらちゃんとかおりちゃんと…』『おおきくなりたい』)

さく・え:せなけいこ

対象年齢:3歳~

発売日:2026年9月16日予定

発行:株式会社KADOKAWA

▽URL▽

『ルルねこちゃん』

https://www.kadokawa.co.jp/product/322601000635/

『かおらちゃんとかおりちゃんと…』

https://www.kadokawa.co.jp/product/322601000641/

『ライオンちゃん』

https://www.kadokawa.co.jp/product/322601000639/

『おおきくなりたい』

https://www.kadokawa.co.jp/product/322601000637/

『せなけいこのおおきくなりたい絵本ギフトボックス いじっぱりルルちゃんの4つのおはなし』

https://www.kadokawa.co.jp/product/322601000645/

●著者プロフィール

・せなけいこ

1931年、東京都生まれの絵本作家 。童画家・武井武雄に師事して絵を学んだ後、1969年に『ねないこだれだ』を含む「いやだいやだの絵本」4冊シリーズでデビュー 。時代を超えて読み継がれる作品を多数生み出し、2024年に逝去 。



・黒田かおる(協力)

絵本作家であり、母親はせなけいこ、父親は落語家の六代目柳亭燕路(1991年没) 。和光大学人文学部人間関係学科卒業 。リズミカルでユニークな世界観が多くの読者を魅了している 。代表作に「ゆうれいシリーズ」、「はやおきおばけシリーズ」などがある 。せな作品に登場する「ルルちゃん」のモデルとなった。



●【予告】今冬、娘・黒田かおる氏初のエッセイも刊行予定

『ねないこだれだ』など、せな作品に登場する女の子「ルルちゃん」のモデルであり、自身も絵本作家として活躍する娘・黒田かおる氏による初のエッセイ『こどもとおばけとルルちゃんと(仮)』が、今冬刊行予定です。

パワフルで一風変わった子育てのエピソードや、結婚・育児をしながら創作を続けたキャリアウーマンとしての姿など、娘から見た「母・せなけいこ」の知られざる素顔と家族の物語がつづられます。各所連載エッセイのほか、描きおろしも多数収録予定。