勇者からは逃げられない

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年10月31日
判型:
文庫判
ページ数:
342
ISBN:
9784041161562
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勇者からは逃げられない

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年10月31日
判型:
文庫判
ページ数:
342
ISBN:
9784041161562

勇者と魔剣に見初められたのは、名もなきぼっちのはぐれ者だった

魔王の軍勢を、その威容を見てなお、心折れぬ者。勇気持つ者。
人々はそのような者を――『勇者』と呼ぶ。

逃げるが勝ち、そんな生き方をしてきたはぐれ者ソロは、辺鄙な村に聖剣ありという噂を聞き、台座ごと盗んで売ろうと企むが、剣はなぜかするりと引き抜けてしまう。それを目にした王女ルーナ――本物の勇者というべき人物はソロへ微笑み「私と共に世界を救いましょう、勇者殿」と手を差し出す。一方、聖剣はソロへ囁く。自分は魔剣であり、一緒に逃げようと。これは、勇者ならぬ者がひとひらの善意で絶望に抗う旅をする物語。

※書籍版とカクヨムネクスト版は設定の違いがあり、ストーリーが分岐していきます
魔王の軍勢を、その威容を見てなお、心折れぬ者。勇気持つ者。
人々はそのような者を――『勇者』と呼ぶ。

逃げるが勝ち、そんな生き方をしてきたはぐれ者ソロは、辺鄙な村に聖剣ありという噂を聞き、台座ごと盗んで売ろうと企むが、剣はなぜかするりと引き抜けてしまう。それを目にした王女ルーナ――本物の勇者というべき人物はソロへ微笑み「私と共に世界を救いましょう、勇者殿」と手を差し出す。一方、聖剣はソロへ囁く。自分は魔剣であり、一緒に逃げようと。これは、勇者ならぬ者がひとひらの善意で絶望に抗う旅をする物語。

※書籍版とカクヨムネクスト版は設定の違いがあり、ストーリーが分岐していきます

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

Contets
プロローグ 
1章 勇者からは逃げられない 
 まずい! まわりこまれた!
2章 天を衝く輝き
    それは……なしだろ 
3章 旅の始まり
    こいつ、気に食わねえ 
4章 追放道中
    お、俺の仲間たち強すぎ? 
5章 聖都急変 
    生まれて、死ぬ
6章 勇者ノ妹、タダノ盗人、躍動ス
    イッツ・シンメトリィー! 
7章 「『輝け』」
    これが俺の左腕、黄金の左腕
8章 天神降臨
逃げられねえ    
エピローグに代えて 特別短編 Spielhaus
    おねえさまといっしょ

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「勇者からは逃げられない」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 逃げるが勝ちな生き方をしてきたはぐれ者ソロ。辺鄙な村にある聖剣の噂を聞き、姑息に盗んで売ろうと企んだ彼が、勇者と呼ばれる王女ルーナと出会うファンタジー。聖剣を騙る魔剣トロになぜか気に入られ、なし崩し的 逃げるが勝ちな生き方をしてきたはぐれ者ソロ。辺鄙な村にある聖剣の噂を聞き、姑息に盗んで売ろうと企んだ彼が、勇者と呼ばれる王女ルーナと出会うファンタジー。聖剣を騙る魔剣トロになぜか気に入られ、なし崩し的に勇者とされてしまったソロ。トロからは逃亡を囁かれる一方で、勇気ある王女ルーナと出会い影響を受け始めた矢先に起きた衝撃的な結末。自らの無力を突きつけられたソロが、騎士ショルツと旅に出て、ルーナの妹ソアレや旧友のシスター・ヴァイスと出会う中、どうにもならない状況にそれでも懸命に抗った先に何が待つのか続巻に期待。 …続きを読む
    よっち
    2025年10月31日
    22人がナイス!しています
  • 三百年前に女神により打倒された魔王軍が復活した世界で、はぐれ者の青年が、魔剣を引き抜いて始まる物語。―――世界の為、希望という嘘を背負い逃げる事勿れ。 割と容赦のない世界の中、ついてしまった嘘を背負い込 三百年前に女神により打倒された魔王軍が復活した世界で、はぐれ者の青年が、魔剣を引き抜いて始まる物語。―――世界の為、希望という嘘を背負い逃げる事勿れ。 割と容赦のない世界の中、ついてしまった嘘を背負い込み、ひとひらの善性で絶望に立ち向かっていく物語であり、重厚で骨が太目なファンタジーが楽しめる物語である。望んだ奇跡は一度だけ、勇者ではないからこそ選んでしまった選択肢。その嘘を抱え、後悔を突き付けられるであろう道を行く。その果て、青年は世界を救える日が来るのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。 …続きを読む
    真白優樹
    2025年11月02日
    6人がナイス!しています
  • ソロとルナの、劇的な出会いから始まり、秘密を共有する温かな日常を経て、強敵に立ち向かいながらも引き裂かれるまで——それは全体の前1/4にも満たない篇幅でしたが、本書で最も甘く、そして最も痛い剧情を凝縮して ソロとルナの、劇的な出会いから始まり、秘密を共有する温かな日常を経て、強敵に立ち向かいながらも引き裂かれるまで——それは全体の前1/4にも満たない篇幅でしたが、本書で最も甘く、そして最も痛い剧情を凝縮していました。 率直に言って、物語の質が最も高いのはプロローグ部分でした。中盤以降はストーリーの节奏と内容が次第に奇妙で脈絡なく感じられ、敵と味方の戦力バランスも極度に不均衡。その設定を「神々」の介入で無理やり解決する展開は、平凡な人々の努力や死闘、犠牲が、まるでチートの前では滑稽に思えてしまうほどでした。 …続きを読む
    日坂愛衣
    2025年11月01日
    5人がナイス!しています

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