デモクラシーのいろは

デモクラシーのいろは

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

購入する
試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

作品特設サイト
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年10月02日
判型:
四六判
ページ数:
616
ISBN:
9784041141762

デモクラシーのいろは

  • 著者 森 絵都
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年10月02日
判型:
四六判
ページ数:
616
ISBN:
9784041141762

「うち、知りたいんです。民主主義って何なのか」

東京・下落合、戦火を逃れた邸宅に集められた4人の女性。
GHQの一声で、彼女たちの人生を変えるハチャメチャな同居生活が始まった。

1946年11月、日本民主化政策の成果を焦るGHQがはじめた “民主主義のレッスン”。いやいや教師役を引き受けた日系2世のリュウ、この実験を発案した仁藤子爵夫人、生徒として選ばれた個性豊かな4人の女性――それぞれの思惑が交錯する中、風変わりな授業が幕を開ける。希望と不安、そして企み……。波乱の展開が感情を揺さぶる、今年一番の超大作!
東京・下落合、戦火を逃れた邸宅に集められた4人の女性。
GHQの一声で、彼女たちの人生を変えるハチャメチャな同居生活が始まった。

1946年11月、日本民主化政策の成果を焦るGHQがはじめた “民主主義のレッスン”。いやいや教師役を引き受けた日系2世のリュウ、この実験を発案した仁藤子爵夫人、生徒として選ばれた個性豊かな4人の女性――それぞれの思惑が交錯する中、風変わりな授業が幕を開ける。希望と不安、そして企み……。波乱の展開が感情を揺さぶる、今年一番の超大作!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

目次

第一章 納豆とレモンパイ
第二章 チキン料理と胃薬
第三章 マトリョーシカとにぎりめし
第四章 戻らざりし者と戻りし者
第五章 揺らぎと疼き
第六章 荒ぶる池と湖底の怪物
第七章 罪と罰
第八章 ラストレッスンとクエスチョン
補習

カドブン記事

試し読み

デモクラシーのいろは が含まれている特集

「デモクラシーのいろは」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 初めての著者。ちょっとだけ確認した範囲で児童文学をカバーしている方ですが、本作、青少年少女向けに大変お薦めではと読み終えました。GHQ民政局、ニューディーラー、ケーディスの描かれ方や、語り口が現代風に多 初めての著者。ちょっとだけ確認した範囲で児童文学をカバーしている方ですが、本作、青少年少女向けに大変お薦めではと読み終えました。GHQ民政局、ニューディーラー、ケーディスの描かれ方や、語り口が現代風に多少寄りすぎではと思う部分がありましたけれども、デモクラシーってなんぞってお話を、敗戦直後の状況を描く酷く固すぎない物語の中で、今を生きる読み手として考える事ができると思います。/「民主主義者によってのみ民主主義は支えられる」どこかで読んだ言葉ですが、では、民主主義者って何?一つの答を読んだように感じます。 …続きを読む
    樋口佳之
    2025年10月15日
    59人がナイス!しています
  • 帯に”感動を超える感動今年No.1小説”とあったので読んでみた。GHQが4人の女性を選抜し民主主義を教育し、4人がどのように変わっていくか実験的取り組みを行うことに。。教育を受けた4人が変わったところで、デモク 帯に”感動を超える感動今年No.1小説”とあったので読んでみた。GHQが4人の女性を選抜し民主主義を教育し、4人がどのように変わっていくか実験的取り組みを行うことに。。教育を受けた4人が変わったところで、デモクラシー的なことをやっている人も昔のまま、何一つ変わっていない日本人を相手にしていかなければいけないが、それでも相手を思いやり、自分自身で考え行動していこうとする生徒4人と教師も成長していく姿がまぶしかった。またモンスターでもある民主主義を考えさせられた良い読書だった。 …続きを読む
    ぼっちゃん
    2025年11月03日
    48人がナイス!しています
  • さあ今日から民主主義だよ、言いたいことは自由に言い給え、階級差別だって解体したよっていきなり言われてもネ。その上家父長制度も無し、男女平等と言われ、女性は男以上に戸惑っただろう。民主主義の勉強合宿での さあ今日から民主主義だよ、言いたいことは自由に言い給え、階級差別だって解体したよっていきなり言われてもネ。その上家父長制度も無し、男女平等と言われ、女性は男以上に戸惑っただろう。民主主義の勉強合宿での女性4人。その裏でひっそり起きていた事。ミステリー要素もあって楽しめた。イデオロギー転換の困難さを高所からでなく女性目線で、日々の暮らしの中で変化を捉えていたので読みやすく新しい気付きもあった。 …続きを読む
    かんらんしゃ🎡
    2025年11月04日
    37人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品